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    宇宙戦争
    原題「WAR OF THE WORLD」に対して、「宇宙戦争」というタイトルはどう考えてもおかしいと思うのですが、日本で最初に翻訳されたときのものをそのまま使っているらしい・・・。初日は人が混むのでめったに行かないのですが、水曜日なので待ちきれずに観て来ました。実写と見紛うばかりのVFXが、身体を震わす音響と合わせて凄い迫力でした。地割れのシーンなんかどうやって撮ったのだろうと思います。

    エリート的な役が多かったトム・クルーズが、妻に逃げられ、実の子供にもなかなか相手にしてもらえない駄目な父親を演じています。この日は何ヶ月かに一度の子供と会える日で、元妻に連れて来てもらって一緒にいるところに事件が起こります。突然の停電と大音響と共に稲妻が落ちた穴から四方八方に地面に亀裂が入り、見たこともない奇怪な生物(機械?)が現れたかと思うと、そこら中を破壊しまくり、レーザーで人を次々に殺していきます。この3本脚のトライポッドは1匹だけでなくあちこちから何匹もが出現し、ニュースでは世界中で暴れているという。軍隊による攻撃も役に立たず、どこにも安全な場所などないのですが、とりあえず子供たちをママのいるボストンに連れて行こうとします。パニックに陥った群集や迫り来るエイリアンどもから必死になって子供たちを守るレイ(トム・クルーズ)は、ぐうたらの駄目なパパから、強くて優しいパパに変わっていきます。途中ティム・ロビンスに助けてもらうのですが、ティムは、恐怖のあまり壊れてしまいます。・・・残念。エイリアンに飲み込まれそうになりながら、何とか1匹は仕留めるのですが、もはや絶体絶命・・・と思われたところで、予想もしなかったことが起きます・・・。

    トム・クルーズが命懸けで子供たちを守ろうとする泥臭い父親を熱演しています。そしてオープニングとエンディングのナレーションはモーガン・フリーマン。・・・渋いです。ダコタ・ファニングは泣き叫ぶシーンが多くて、せっかくの可愛らしさがあまり生かされていなかったのがちょっと残念です。「ロード・オブ・ザ・リング」のミランダ・オットーがママの役で出ていました。ちょい役でしたけど。ニュースにテレビ朝日の中継車が写ったり、「大阪では何匹か倒したらしい」と言っているところは、意外にもスピルバーグの大阪好きが表れているようです。最後、レイチェル(ダコタ・ファニング)をママのところへ送り届けてやった後に、レイが寂しそうな顔をするのですが、「ありがとう」の一言だけで直ぐに追い返されたとしたら、いくら何でも可哀相過ぎるなぁ・・・。

    2005年米国
    監督:スティーブン・スピルバーグ
    出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス、ミランダ・オットー、ジャスティン・チャットウィン、リック・ゴンザレス

    宇宙戦争

    H・Gウェルズの宇宙戦争―CD+BOOK


    公式サイト

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    【2005/06/30 01:12】 米国映画 | TRACKBACK(4) | COMMENT(9)

    キューティ・ブロンド
    アメリカ映画らしいハッピー・エンドで、観終わった後は気分爽快!つまずいても落ち込んでも直ぐに立ち直り、前へ前へと突き進むヒロイン、エル(リーズ・ウィザースプーン)の、敵をも味方に変えてしまう圧倒的なエネルギーは、画面の前で観ている者さえハッピーにしてしまうほどパワフルです。興行収入はまさかの1億ドルに迫り、リーズのギャラも跳ね上がって100万ドルを越えたそうです。とにかく持てる力を出し尽くして一生懸命頑張れば必ず報われる、そんなエルのメッセージが聞こえてくるようです。

    欧米では、「ブロンド娘はおつむが軽い」という偏見が何故かあるそうです。リーズは天然のブロンドですが、髪をブルネット(黒みがかった茶色の髪)からブロンドに染めて成功した女性は数多くいます。マリリン・モンローのブロンドが染めていたとは初めて知りました。ジェーン・フォンダやマドンナ、ヒラリー・クリントンも染めているそうです。ファラ・フォーセットやドリュー・バリモア、ブリトニー・スピアーズなどは天然ブロンドだから成功できたのだとか。一方、議員の妻にはケネディ夫人だったジャクリーンのようなブルネットというのが今でも多数派を占めるそうです。・・・どっちでもいいような気がしますが。この映画のヒロイン、エルは、ブロンドであることを理由に恋人のワーナー(マシュー・デイビス)にあっさり振られてしまいます。でもここからがエルの本領発揮。ワーナーと同じハーバード・ロー・スクールに入るために猛勉強し、見事合格します。ところが、東海岸のロー・スクールにはやはり同じような閉鎖的・排他的な風潮があり、西海岸からきた自由の象徴のようなエルは陰湿な差別やいじめに遭うのですが、このことが逆にエルの潜在パワーを臨界点にもっていきます。殺人事件の弁護を務めた法廷で、ファッション命の者にしかわからないひらめきで、鋭い切れの良さと突っ込みを見せ、真犯人の証言の矛盾をついて逆転勝訴したシーンは鳥肌立っちゃいました。ハッピー&ハッピーな結末もとても素敵です。落ち込んでいるときに観たい映画のトップ5には必ず入りますね。ファッションのことは良くわかりませんが、エルのピンク尽くしのファッションは向こうでは普通なのでしょうかねぇ・・・。エルが弁護したデルタ・ヌゥ(エルが会長を務める社交クラブ)の先輩ブルックを演じたアリ・ラーターが、リーズと1ヶ月違いの同い年とは驚きです。「ファイナル・ディスティネーション」にも出ていた美人です。

    2001年米国
    監督:ロバート・ルケティック
    出演:リーズ・ウィザースプーン(エル・ウッズ)、ルーク・ウィルソン(エメット)、アリ・ラーター(ブルック)、セルマ・ブレア(ヴィヴィアン)、マシュー・デイビス(ワーナー)、ヴィクター・ガーバー(キャラハン教授)、ジェニファー・クーリッジ(ポーレット)、ホーランド・テイラー(ストロムウェル教授)、ラクウェル・ウェルチ(ヴァンダーマーク夫人)

    公式サイト

    キューティ・ブロンド〈特別編〉


    ファイナル・デスティネーション 特別版


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    【2005/06/29 03:13】 米国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    星願?あなたにもういちど?
    泣かせる映画でしたねぇ。ストップやスローモーションを効果的に使った演出がとても素敵で、クライマックスを盛り上げていました。ラストシーンでは何故か 「黄泉がえり」(2003年)を思い出してしまいました。セシリア・チャンのクリッとしたかわいい目が印象的です。

    子供の頃の事故が元で失明し、言葉も失ってしまったオニオン(リッチー・レン)ですが、常に明るく前向きなキャラクターはみんなの人気者です。オニオンのことを何かと気にかけてくれる見習い看護士のオータム(セシリア・チャン)にほのかに恋心を抱くのですが、告白できないまま不慮の事故で死んでしまいます。オニオンは、天国の門番の計らいで5日間だけ地上に帰ることを許されるのですが、地上では彼がオニオンだと誰も気付かないし、自分から名乗ることもできないのがもどかしく、何とか自分の想いを伝えようとあの手この手で近づくのですが、逆にオータムを怒らせてしまいます。眼科医のウー(ウィリアム・ソー)がオータムと親密そうにしているのを見て嫉妬に狂いそうになるけど、どうすることもできません。しかしただ一人ジャンボ(エリック・ツァン)だけが、卓智文(オニオン)がオニオンであることに気付きます。いや、"感じた"のかも・・・。

    「もう、そっとしておいてやれよ。」とオニオンに言うジャンボ。
    「オータムを幸せにするなら、手伝う。」とウーに言うオニオン。
    「あのサックスは、俺じゃなく、オニオンだ。」とオータムに正直に言うウー。
    「最後まであなただと気付かなかった。」と悔しがるオータム。

    どいつもこいつも泣かせてくれます。。。ラストの長?いカットでのセシリア・チャンの熱演は感動ものです。さすがにアジア中を泣かせただけのことはあります。サックスや、一行だけの点字の日記、ラジオ局に掛ける電話、そして「インファナル・アフェア」のサムことエリック・ツァンもいい味出していました。11月下旬ごろに見られる流星群と言えば、しし座流星群でしょうか? 8月にはペルセウス座流星群が見られるので、夜の空を見上げてみたいと思います。流星群を見るたびに、この映画のことや、亡くなってしまった人のことを思い出すかもしれませんね。

    1999年香港
    監督:ジングル・マ 「東京攻略」
    出演:セシリア・チャン、リッチー・レン、ウィリアム・ソー、エリック・ツァン

    星
願?あなたにもういちど?

    流
れ星の文化誌


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    【2005/06/28 00:48】 香港映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    海猿
    海上保安庁の中で、わずか1%の者しか到達できないと言われる海難救助のエキスパート"潜水士"の活躍を描いた佐藤秀峰原作の海洋ヒューマン・ドラマ「海猿」を映画化。これは原作の始まりの部分、訓練学校でのエピソードを切り取ったものです。潜水士の仕事は、ちょっとダイビングを楽しむというようなものとは別世界の、人の死、自分の死と常に向き合う厳しい任務の連続で、任務の大半を占める引き揚げ作業の中でも、"揚収"と呼ばれる遺体の回収作業は相当な覚悟がないと務まらないと思います。こんな過酷な仕事を選択する多くの若者達がいることに、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなというのが第一印象です。

    海上保安庁の全面協力で、本物の艦船を使ったオープニングが、勇壮な音楽と合わせて素晴らしいものでした。「踊る」のスタッフが集まって作っただけあって、テンポもよく後味のいい素敵なアクション・エンターテイメントに仕上がっていると思います。潜水士という職業柄、訓練生達もセミヌードになるシーンが多いのですが、皆筋骨隆々でよく集めたなという感じです。伊藤英明と加藤あいちゃんの組み合わせは、青春真っ只中のとてもさわやかな印象が良かったと思います。殺されてしまう伊藤淳史クンはちょっとかわいそうです。(原作では死なない) プロライフセーバーの飯沼誠司も出ていたのですが、セリフが少ないとぼやい ていたそうです。艦船のデッキから陸の女の子に向かってお尻を見せるシーンがあるのですが、実際の訓練生達もやっているのでしょうか・・・? 意外とそれも登竜門のひとつなのかも・・・。ちょっと厳しい編集長役で渡辺典子ちゃんが出ていました。スクリーン・デビューは「伊賀忍法帖」で、真田広之との長?いキスシーンが話題になりました。今でも業界に染まっていない感じが好きです。鬼の主任教官役の藤竜也ははまり役だったと思います。来月7月5日から「海猿」のドラマが始まるそうです。(もちろんフジテレビ) 主演の2人には映画と同じ伊藤英明と加藤あい。そして来年には「海猿2」が公開されます。今から楽しみです。

    2004年フジテレビ、ROBOT、東宝
    監督:羽住英一郎
    原作:佐藤秀峰 (「ブラックジャックによろしく」)
    原案・取材:小森陽一
    出演:伊藤英明(仙崎大輔)、加藤あい(伊沢環菜)、藤竜也(源太郎)、海東健(三島優二)、工藤始(伊藤淳史)、香里菜(松原エリカ)、飯沼誠司(林光平)、田中哲司(板東茂)、中根徹(大友信士)、渡辺典子(園部美由紀)、朝加真由美(伊沢歌子)

    海
猿 スタンダード・エディション

    海猿 (1)


    公式サイト

    海上保安庁Webサイト

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    【2005/06/26 19:26】 邦画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(2)

    ラブ・レター?パイランより?
    浅田次郎原作の短編集「鉄道員(ぽっぽや)」に収められた「ラブ・レター」を基に、舞台を韓国に移し、ストーリーも韓国向きに書き直してソン・へソン監督によって映画化されました。「出会わないラブストーリー」という設定がユニークで、チェ・ミンシクとセシリア・チャンの抑えた演技が素晴らしく、じわじわと切々と胸の奥に迫ってきます。ベストセラーとなった表題作「鉄道員(ぽっぽや)」の陰にかくれたベスト恋愛小説として評判が高く、日本では中井貴一主演で映画化、西田敏之主演でドラマ化されています。

    40を過ぎても独身のしがないチンピラにチェ・ミンシクがもう骨の髄まで成りきっています。「オールド・ボーイ」でもそうでしたが、その表情と背中で中年の悲哀を語らせたら右に出るものはいないのでは・・・。中国から大抜擢されたセシリア・チャンは、言葉や文化の違い、香港との制作現場の違いに苦労したそうですが、朱に染まることのない純粋そのものの女性パイランを見事に演じています。

    何の目標も生きがいもなく、ただ毎日を無為にふらふらと過ごしていた中年のチンピラ、カンジェ(チェ・ミンシク)は、幼なじみの組長に言われるまま、大金と引き換えに身代わりに刑務所に行くことを承諾します。そうしているところに警官が来て「奥さんが亡くなりました」と告げられます。そこでカンジェは数年前に金欲しさに中国人の女性と偽装結婚したことを思い出します。その女性パイランは両親を失くし、遠い親戚を頼って韓国にやってきたのですが、その親戚はもう海外に移住しており、働こうにも就労ビザがないために働けません。そこで斡旋されたのが偽装結婚でした。カンジェは会った事もない妻の遺体を引き取りに行き、そこで初めて、病弱の身体で異国の地で懸命に働き、孤独の内に死んでいったパイランという女性を知ろうとします。パイランがたどたどしい韓国語でカンジェに残した手紙には、透きとおるほど純粋なカンジェへの感謝の気持ちが切々と綴られており、読み終えたカンジェの中にはある感情が芽生えてきました・・・。

    「オールド・ボーイ」よりもはるかにこちらの方が心に残る映画です。どんなにつらくても、カンジェへの感謝の気持ちを忘れない健気なパイランがいじらしくて、泣けてきます。監督のソン・へソンは韓国の数々の映画賞で監督賞を受賞したそうです。

    2001年韓国
    監督・共同脚本:ソン・へソン
    出演:チェ・ミンシク(イ・カンジェ)、セシリア・チャン(カン・パイラン)、ソン・ビョンホ(ヨンシク)、コン・ヒョンジン(ギョンス)

    ラブ・レター~パイランより~


    公式サイト

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    【2005/06/24 23:47】 韓国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(7)

    スピーシーズ2
    有人火星探査ロケットが採取した土の中に潜んでいたエイリアンのDNAが飛行士の身体を乗っ取り、地球に帰ってきてから手当たり次第にやりまくって、子供を作りまくるという何とも節操のない話です。気持ち悪いやらあきれ返るやら面白いやらで、晩飯食べながら見る映画じゃなかったことは確かです。やっちゃってから直ぐにお腹がふくらんできたりしたら女の子は腰抜かすでしょうねぇ。(^^;)ヘンストリッジのセクシー・ショットがほとんどなかったのは残念です。シルのクローンとして再生されたイヴが、飛行士に成り変わったオスのエイリアンとテレパシーで呼応しあって研究所を逃げ出すシーンは昔の「バイオニック・ジェミー」を思い出しました。マイケル・マドセンやヘンストリッジのキャラクターが前回よりもあまり生かされてなかったような気がします。エイリアン同士の交尾シーンは、デザインが下品すぎて見るに堪えません・・・。一作目と同じなのですが、仮にも高度な知性を持った生物種なのだからもう少しましな姿にできなかったのでしょうか。そして最後、死体となったイヴのお腹がふくらんでくるところで終わります。どうやらまだまだ続くみたいです・・・。

    火星への有人飛行がまだ実現できないのは、長期間の無重力状態への適応で、骨からのカルシウムの流出を止められないというのが第一の理由だそうです。スペースシャトルの乗員達も作業時間と同じぐらい負荷トレーニングもしないといけないので大変です。富野由悠季氏の小説「機動戦士ガンダム」では、コロニー(宇宙居住空間)を回転させることによって1Gの重力を得ていました。火星の大きさは地球より少しだけ大きいぐらいで、夏は平均マイナス60度、冬は平均マイナス120度。大昔に火山活動が活発だった頃は大気も水もありましたが、今は地球の100分の一以下の薄い大気(ほとんど二酸化炭素)しかなく、冷え切ってしまったために水は南北極冠に氷として存在するそうです。寒いのと酸素がないのを我慢すれば住めないこともないかも。(我慢できないし・・・) H・G・ウェルズの「宇宙戦争」(1898年)によってタコのような火星人が想像されましたが、1976年に火星を探査したバイキングの調査では、表面はほとんど酸化第二鉄で覆われていて、バクテリアも存在しないことがわかりました。火星で一番高いオリンポス山は標高25キロもあり、太陽系で最高峰です。(それだけ高かったらバランス悪そう・・・) 現在はスピリットとオポチュニティの2台のマーズ・ローバーが探査を続けています。

    1998年米国
    監督:ピーター・メダック
    出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、マイケル・マドセン、マーグ・ヘルゲンバーガー、ミケルティ・ウィリアムソン、ジャスティン・ラサード、ジェームズ・クロムウェル

    スピーシーズ2

    mars-spirits.png


    「スピーシーズ3 禁断の種」公式サイト

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    【2005/06/24 02:23】 米国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)

    オールド・ボーイ
    土屋ガロン(狩麻撫礼)の異色漫画を「JSA」「復讐者に憐れみを」のパク・チャヌク監督が映画化したものです。その衝撃の結末にはただ絶句するしかあり ませんでした。そしてこれほど手の込んだ復讐に没頭するウジンの狂気には背筋が寒くなります。厳重な緘口令が敷かれ、スタッフの契約書にも守秘義務と 違約金条項が記載されているほどなので伏せますけど、「お前、逆恨みにも程があるだろ!」と言いたくなります。今までの復讐劇にはないストーリー展開とス タイリッシュな映像で韓国の最優秀賞とカンヌのグランプリを獲ったそうですが、この横溝正史的な内容をそこまで評価していいものかと思いますね。

    中年サラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)はある日いきなり何者かに拉致され理由も知らされずに監禁されます。いつ終わるのかもわからない監禁生活は1 5年にも及び、最初は怒り、泣き叫び、だんだん発狂しそうになり、次第に無気力になり、やがて復讐を誓って自らを鼓舞し、鍛錬に打ち込むようになります。 こっそりと少しずつ開けていた脱出口がもう少しで完成という時にいきなり外に放免され、たまたま知り合った女性ミド(カン・ヘジョン)の協力を得て、自分をこ んな目に合わせた相手を探し始めます。ギョーザの味から閉じ込められていた場所を辿ろうと街中のギョーザ店を食べ歩くのが笑わせてくれます。やっと探し当 てた監禁マンション(そんなものが実際あるのかも・・・)での長回しの大乱闘でミンシクがかなりシャープな動きで頑張っていました。金槌を使ったアクションシー ンが何故か新鮮でした。ミンシクは相当絞り込んでトレーニングしたそうです。意外にも犯人ウジン(ユ・ジテ)はオ・デスの前に直ぐに姿を現わすのですが、「俺 を殺してしまったんじゃ、監禁された理由がわからないだろう?お前が忘れているその理由を思い出せ。」と言う。ここがこの映画のポイントですね。オ・デスも観 客にもわからないまま、ついにたどり着いたのは予想不可能の結末で、オ・デスをあえて生かしたのが、ウジンの歪んだ怨恨の大きさを物語っています。「狂って いやがる!」これが第一印象です。カンヌでタランティーノ監督が絶賛したそうですが、こんな凄まじい狂気を映像にしてしまうパク・チャヌクは一体・・・???

    チェ・ミンシクのいぶし銀の演技が光っています。ウジンはどう見てもオ・デスの2級下には見えませんが・・・。Dr.ホプキンスというのが出てきてもしやと思ったの ですが、やはりレクター博士へのオマージュのようです。

    2004年韓国
    監督:パク・チャヌク
    出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン

    オー
ルドボーイ―ルーズ戦記 (1)

    オールド・ボーイ プレミアム・エディション

    韓国映画俳優事典


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    【2005/06/22 21:38】 韓国映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(4)

    初恋のきた道
    チャン・ツィイーを初めて目にした映画です。ところが、モノクロの冒頭に出てきたのは悲しそうなおばあさんとその息子。女性の夫が亡くなったらしいけど、なかな かツィイーが出てこないので、どうなっているんだろうと心配になりましたが、まもなくカラーの回想シーンになり、ほっと胸をなでおろしました。(^^;)

    ほんとにむっちゃかわいいですよねぇ!!ツィイーが出ていなかったらたぶん観ていないかもしれませんが、純粋という言葉を画に書いたようなラブストーリーや、 舞台となった中国北部の村の四季の映像も素晴らしいと思います。ヒロインのチャオ・ディ(チャン・ツィイー)が村にやってきた青年教師ルオ・チャンユー(チェン・ ハオ)に一目ぼれし、健気にひたむきに相手を想う姿は微笑ましくまた切なく、ルオに食べてもらうために少ない材料で一生懸命おいしいものを作るチャオに、「 だいじょうぶ!チャオならきっと相手も好きになるよ!」と心の中で応援していました。街に続く一本道に立ったまま来る日も来る日もルオを待ち続けるチャオが もういじらしくてたまりませんでした。チャオの純愛が実って本当に良かったです。そしてそこまで観て初めて、冒頭に出てきた老母の悲しみが理解できました。彼 女の部屋の壁に「タイタニック」のポスターが貼ってあったのですが、きっと仲良く手をつないで観に行ったのでしょうね。そして帰りは感動に泣いているチャオの肩 をルオが優しく抱いてやっていたのだと思います。40年間いつも一緒にいて睦まじく年月を重ねてきたであろう2人を想うと悲しみが何倍にもなって伝わってきま した。

    チャン・イーモゥ監督もチャン・ツィイーもこの映画で本格的にブレイクしたような気がします。この後観た「グリーン・ディスティニー」のツィイーには度肝を抜きまし たけど・・・。

    初

恋のきた道

    グリ

ーン・デスティニー ― コレクターズ・エディション


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    【2005/06/22 00:19】 中国映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(5)

    天使のくれた時間
    2000年米国 監督:ブレット・ラトナー キャスト:ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ、ドン・チードル

    原題は「The Family Man」です。かなり以前に観た映画ですが、いまだに心に残っているとても味わい深いファンタジーです。もしあの時、ノーではなくイエスと言っていたら、今のあなたはどうなっているでしょう? この映画を思い出すたびにそう問いかけられる気がします。

    ウォール街で金融コンサルタント会社の社長として成功し、超高級マンションに住んで独身貴族を謳歌していたジャック(ニコラス・ケイジ)は、イヴの夜にふと立ち寄ったコンビニで、宝くじの換金をめぐって店主ともめていた黒人青年(ドン・チードル)を助けてやります。その青年に「欲しいものはあるのか?」と聞かれ、「全て持っている」と答えたジャックは、不思議な夢を見せられます。その夢とは・・・、13年前に空港で恋人のケイト(ティア・レオーニ)と別れてイギリスのロー・スクールへ行こうとしていたジャックが、ケイトの願いを受け入れて飛行機に乗らなかったら、という人生でした。ケイトと結婚してニュージャージーで暮らすジャックは、生活は貧しく、2人の子供の世話に明け暮れ、近所づきあいにも追われる慌しい毎日に閉口するのですが、裕福でも孤独だった頃には無かったその楽しい時間は徐々にかけがえの無いものになって行きます。しかし「この幸せがずっと続いて欲しい」とジャックが思い始めたところで、いきなり夢から覚めるのです・・・。

    ありふれたテーマですが、血も涙も無いビジネスマンから家族思いの優しいパパになってからのニコラス・ケイジの演技が素晴らしく微笑ましいものでした。生活感あふれたティア・レオーニもむっちゃかわいい!ラストで、テーブルに座ってケイトの話を聞いてやるジャックの優しい眼差しはケイトの何もかもを包み込んでやるほど慈愛に満ちていて、今でも強烈に印象に残っています。もしもあの時ノーではなくイエスと言っていたら・・・、過去の選択を後悔しても仕方ありませんが、人生は心の持ちようでいつでもやり直せるのだと、そうジャックは悟ったのだと思います。あの夢から覚めたくない、そう願ったジャックの気持ちが伝わってくるようです。でももし私があの時・・・。。。(^^;)

    天

使のくれた時間 デラックス版

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    【2005/06/20 19:35】 米国映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(4)

    ロスト・メモリーズ
    2002年韓国 監督:イ・シミョン キャスト:チャン・ドンゴン、仲村トオル、ソ・ジノ、大門正明、光石研、今村昌平

    「韓国初の本格的近未来SFアクション超大作」という宣伝文句に惹かれて観てみました。ハリウッド的なSF映画を期待していたのですが、映像に映るのは現代と変わらない街並みに、走っている車の形も同じ世界。おまけに予備知識なしで観た者にとってはストーリーが少し複雑で、今一よく理解できないうちに終わってしまいました。直ぐに巻き戻してもう一回観て、その後歴史のおさらいをしてやっと何となく理解できたような気がしています。

    時は西暦2009年。1909年からの100年の歴史がテロップで語られていきます。それによると、1909年、中国黒龍江省ハルビン駅での安重根(アン・ジュングン)による伊藤博文暗殺は失敗に終わり、以後100年間韓国は日本の植民地のままになっています。原爆はドイツに投下され、日米連合国は第二次大戦に勝利し、1988年のオリンピックはソウルではなく名古屋で開催され、2002年のワールドカップサッカーは日本で単独開催されます・・・。ここまできて、「あれ?っ?」と不思議になってきました。今でも何かにつけ敵愾心をあらわにしている国がよくこんな映画を世に出したなぁと、この時点では思っていたのですが、それは全く逆であったことが後になってわかりました。つまり冒頭で語られた歴史は日本政府によって捏造されたものであり、朝鮮民族独立を目指すレジスタンス・グループ「不令鮮人」とJBI(日本捜査局)との戦いが続く中で、隊員である朝鮮系日本人の坂本(チャン・ドンゴン)が歴史の裏に隠された日本政府の陰謀に気付き、朝鮮人としてのアイデンティティに目覚めて歴史を修復するために行動するというストーリーです。1回目観たときに良くわからなかったのは、日本が具体的に何で何をどうしたかという説明がないので後で推測するしかなく、タイムスリップという概念の映像表現も何をやっているのか分からないような演出だったせいもあるかと思います。西郷(仲村トオル)のプライベートを説明するシーンも同様です。歴史に「もし・・・だったら?」とは誰もが考えることだし素材としては悪くないのですが、64億ウォンという破格の予算をかけながら全体として仕上がりがよくないのが残念です。

    セリフのほとんどが日本語で、チャン・ドンゴンが短い期間で覚えたにしては聞き取れる日本語でしたが、設定では生まれた時からしゃべっているはずなのでやはりおかしな日本語でした。チャン・ドンゴンの「坂本」に対して仲村トオルが「西郷」という名前なのは笑えます。原作は「京城・昭和六十二年―碑銘を求め て―」、作者は卜鈷一という朝鮮の人です。独立を果たすという結末にはなっていますが下手すれば売国奴ととられかねない内容なので、よく出版できたなぁと思いますね。伊藤博文は朝鮮併合には消極的だったと言われていますが、逆に積極推進派だったとする説もあります。安重根は韓国では抗日闘争の英雄として義士と呼ばれていますが、北朝鮮での評価は、「併合に消極的」だった伊藤博文を「暗殺」したということで、あまり良くないそうです。


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    京城(ケイジヨウ)・昭和六十二年―碑銘を求めて〈上〉

    京城(ケイジヨウ)・昭和六十二年―碑銘を求めて〈下〉


    ↓チャン・ドンゴンは短髪のイメージしかないのですが、髪を伸ばすと結構イケメンだったりします。(^^)

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    【2005/06/19 03:21】 韓国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)

    インファナル・アフェア? 無間序曲
    2003年香港 監督:アンドリュー・ラウ キャスト:ショーン・ユー、エディソン・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、フランシス・ン、カリーナ・ラウ

    「インファナル・アフェア」から時間を過去にさかのぼり、ヤン(トニー・レオン、ショーン・ユー)とラウ(アンディ・ラウ、エディソン・チャン)の二人がどのような経緯で"潜入"になっていったかを描いています。複雑な事の成り行きに葛藤し続けるヤンとラウだけでなく、ウォン警部やサムもまた重い十字架を背負い続けてきたことがわかります。

    サム(エリック・ツァン)の妻マリー(カリーナ・ラウ)が夫の出世をただひたすら願ったことから全てが始まったとは、まさに恐ろしきは女の情念なりか・・・。サムの手下として常に身近に接しながら密かにに想いを募らせていたマリー(カリーナ・ラウ)に請われるままに香港マフィアの大ボス、クワンを殺したラウでしたが、結局想いは届かずただ利用されただけ。一方自分の血を呪い、警察官になりたいと願いながら、その血のために警察学校を追われ、警察官になりたければ"潜入"になれと持ちかけられたヤンもまたウォン警部(アンソニー・ウォン)にうまく利用されてしまいます。ウォン警部は治安の維持を大義名分に、クワン殺害をマリーにそそのかし、サムやヤンを利用して挙句にクワンの後を継いだハウ(フランシス・ン)を殺してしまうという、やってることはマフィアと変わらないんじゃないかと思えます。?でウォンとサムが意味ありげに視線を絡めた背景にはそのような過去があったのだとここで気付きました。組織の中でのし上がっていくために悪に染まっていきながら、もう少し頑張れば晴れて警察官になれるのだと自分を慰めるヤン。しかし目の前でウォンに兄ハウを殺され葛藤はますます複雑に。反対にラウは組織からの情報のおかげで順調に昇進しながら、これも悪くないなと思い始め、その地位を守るために地獄への階段を降り始める・・・。

    複雑ですねぇ・・・。香港警察も香港マフィアも実際にこんなことやってるのかと疑いなくなります。誰が"潜入"なのかと疑心暗鬼にあふれかえり、怪しいと疑われたらいつ殺されるかわからないというのでは、仕事どころじゃないと思いますが。物語の中心になっているのはやはり組織と警察の間で苦しみぬくヤンですね。その内面の苦悩を滲ませたトニー・レオンの演技は見事でした。最後で、調書をとられていた酔っ払いは小説家のマリーでしょうか?名前にこだわっているあたり、ラウの偏執的な性格が窺えるようです。その後ラウはどうなるのか、?を観るのが楽しみです。


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    【2005/06/18 04:04】 香港映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)

    コンフィデンス
    2002年米国 監督:ジェームズ・フォーリー キャスト:エドワード・バーンズ、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、アンディ・ガルシア

    いや?っ、騙されました?!!観終わってからしばらくは狐につままれたような気分で、ふと我に返ると観ていた自分がカモにされていたことに気付きました。昔の「スティング」を観たときのような快感です。機知とユーモアにあふれた会話と、緻密に計算され巧妙に仕組まれた鮮やかな手口にすっかり参ってしまいました。コンフィデンスは信頼・信用という意味ですが、「コンフィデンス・ゲーム」となると信用詐欺、「コンフィデンス・マン」とは詐欺師の意味になります。

    ちょろそうな会計士から巻き上げた金が実は暗黒街の大物キング(ダスティン・ホフマン)のものだとわかって窮地に陥った稀代の天才詐欺師ジェイク(エドワード・バーンズ)は、美人スリ師リリー(レイチェル・ワイズ)やいずれも一癖ありそうな仲間たちと危険な大仕掛けに打って出ます。順調に行きそうだった計画はジェイクを執拗につけ狙うFBI捜査官ピュターン(アンディ・ガルシア)の出現で徐々に狂い始めます・・・。

    ひねりの効いたプロットと流れるようなストーリー・テリングに知らぬ間に夢中にさせられ、気が付けばまんまと術中にはまっていたという印象です。97分という長さも頃合で、そんなに予算をかけているわけでもありませんが、映画の面白さを堪能できる作品でした。ジェイクの回想から始まる冒頭のシーンからラストに至るまでのすべてに仕掛けがあるので、直ぐにもう一回観ても楽しめそうです。

    コンフィデンス


    スティング



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    【2005/06/16 21:20】 米国映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(2)

    ドーン・オブ・ザ・デッド
    2004年米国 監督:ザック・スナイダー キャスト:サラ・ポーリー、ヴィング・レイムス、ジェイク・ウェバー、メキー・ファイファー、タイ・バレール、ケヴィン・ゼガーズ、マイケル・ケリー、リンディ・ブース


    1979年の「Dawn Of The Dead」(ジョージ・A・ロメロ監督)を最新のテクノロジーを駆使してリメイクしたパニック・ホラーです。オリジナルの方は超低予算映画だったにもかかわらず大ヒットを記録しました。ちなみに同様に低予算ながら大ヒットした「13日の金曜日」は1980年公開でした。


    画面いっぱいにゾンビがあふれかえり、押し寄せてくるシーンは圧巻で、特殊メイクの人たちはさぞやたいへんだったろうと思います。何故生き返るのか?という疑問はさておき、SARSやBSE、エイズ等の原因不明の感染症が世界的に蔓延し始めている背景には、資本主義経済によって犠牲にされた自然環境の破壊によるつけが回ってきているようで、人類の行く末に対する警鐘の意味合いが込められているような気がします。ヒロインのアナ(サラ・ポーリー)はごく平凡な看護士だったのですが、目の前で愛する娘と夫がゾンビになって自分に襲い掛かってくるという恐怖と絶望の底から勇気を持って立ち上がり、わずかに生き残った仲間達と協力して現状を打破するために戦っていく強い女性に変わっていきます。ただ逃げ惑うだけではないところが共感と感動をもたらしているのだと思います。仲間といってもやはり人間ですから、早々に諦める者、泣き叫ぶ者、協力しない者、抜け駆けしようとするもの、裏切る者等いろいろいますが、ぎりぎりの状況に追い込まれれば、仲間を助けるために犠牲になることも厭わない熱い人間ドラマが描かれています。そしてオリジナルへのオマージュもあちこちにちりばめられていますので、見比べてみるのも面白いと思います。アナの乗っている車がトヨタで、家のテレビのコマーシャルがスバルだったのはやはり出資しているからでしょうか。ショッピング・モールの中にもナイキやパナソニックが出店していました。



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    【2005/06/16 00:04】 米国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)

    原作「戦国自衛隊1549」
    横長の装丁の本を手に取ったときに、「何じゃ、こりゃ?」と思ったのですが、机の上に置いてもページが閉じないので読みやすかったです。半村良原作の「戦国自衛隊」を福井晴敏が現代向きに書き直したものですが、自衛隊の一個小隊が戦国時代にタイムスリップするという発想以外は全くの別物でした。昔「野生の証明」の前年ぐらい(?)に千葉真一主演で映画化され、デビュー間もない薬師丸ひろ子がちょい役(雑兵の一人)で出ていました。(冒頭部分で、映ったと思ったら直ぐに殺されてしまいました。)時代設定もオリジナルの方は「1549」よりも20年ほど後の時代で、何らかの理由で歴史に歪みが生じており織田信長が存在せず、その穴を修正するために伊庭(千葉真一)達が歴史によって連れ込まれた、というようなストーリーでした。1561年の川中島の戦いで武田軍に負けそうになっていた長尾景虎(後の上杉謙信)を助け(歴史上は引き分ける)、1582年の本能寺の変で伊庭が信長として果てるというストーリーだったと思います。当時のコピーは、

    「歴史は、俺たちに何をさせようとしているのか?」

    「戦国自衛隊1549」では、自衛隊の極秘の実験中に時空間に歪みが生じて一個小隊が1543年に割り込んでしまい、その影響で現代(2005年)の世界が消滅してしまいそうになるという設定になっています。隊長だった的場が、無謀にも吉法師(後の織田信長)を殺して自分が成り代わり、歴史を改ざんしようとしているとんでもない野郎で、その暴挙を食い止める為にさらに別の小隊を送り込むというストーリーです。こちらは、

    「消滅するのは、歴史か、俺たちか?」

    偶然の事故で生じたタイムスリップを人為的に再現可能になれば、それこそ某企業とか某国による歴史の改ざんを誰にも止められなくなるでしょうが、フィクションはフィクションとして面白い発想だと思います。実際にタイムトラベルするのは無理でも、タイムカメラとでもいうような技術が開発されて、時代の要所要所に配置して実際の生の歴史を検証し、謎を解明することができればいいななんて考えます。福井さんらしくよく練られたストーリーで、特に濃姫が魅力的に描かれています。激しい気性の文武に秀でた美少女(たぶん・・・)なのですが、七兵衛と出会った頃は計算してみると7つか8つのはず。七兵衛はロリコンだったのか・・・。まぁ歴史は歴史、小説は小説ですけど。的場役の鹿賀丈史はイメージにぴったりだし、江口洋介や鈴木京香もいいと思うのですが、映画の評判はあまり良くないみたい・・・。楽しみにしていたのに、観に行くべきか行かざるべきか・・・。


    戦国自衛隊1549




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    【2005/06/14 21:57】 邦画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(5)

    リベラ・メ
    2000年韓国 監督:ヤン・ユノ キャスト:チェ・ミンス、チャ・スンウォン、キム・ジュリ、チョン・ウォンジュン


    炎を神業のように操る狡猾で知能的な放火魔と消防隊員の闘いを描いた映画です。「リベラ・メ」というのは「我を救いたまえ」という意味のラテン語だそうです。炎のシーンはほとんどCGなしというだけあって、観ているこちらにまでその熱気が伝わってくるような迫力でした。頻発する原因不明の火災に必死で消火活動に当たる消防士たち。消防調査員ミンソン(キム・ジュリ)が放火の可能性を訴えても警察は耳を貸さず、非協力的。次々と消防隊員たちを嘲笑うかのように発生する火災現場の中で消火活動に当たっていたサンウ(チェ・ミンス)は身近にいる悪意を持った存在を感じはじめます。その男はついに牙を剥き、サンウの同僚を爆弾で殺し、次には病院を標的にします・・・。


    消防士たちの活躍を描いた「バックドラフト」的な先入観を持っていたのですが、DVという社会問題の根の深さがもう一つのテーマになっています。ヒス(チャ・スンウォン)が犯人だと冒頭から明らかにされていたのですが、その動機が直ぐには語られず、中盤まではいらいらしてしまいます。その巧妙な手口は最後までわかりませんでした。これも韓国映画特有の"謎"なのかも。DVによるトラウマから精神構造に異常をきたした冷酷な放火魔の氷の微笑が恐ろしかったです。危険を顧みずに炎の中に飛び込んでいく消防士役のチェ・ミンスは撮影中に頭を何針も縫う怪我をしながらも、スタントなしで役にのめりこんでいたそうです。横顔が何となくイ・ビョンホンに似ているような気が・・・。渋滞に邪魔されて現場にたどり着けない消防車を捨てて、装備を担いで現場に走って向かう消防士たちに沿道の市民が拍手を送るシーンはとても良かったですね。アメリカだけでなく韓国でも消防士たちはヒーローとして認識されているようです。日本ではどうなのかな?そんな話聞いたことないけど・・・?


    リベラ・メ



    韓国映画俳優事典



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    【2005/06/13 22:43】 韓国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)

    スピーシーズ 種の起源
    1995年米国 監督:ロジャー・ドナルドソン キャスト:マイケル・マドセン、ナターシャ・ヘンストリッジ、ベン・キングズレー、フォレスト・ウィテカー、マーグ・ヘルゲンバーガー


    SETI(Search for ExtraTerrestrial Intelligence-地球外知的生命体探査計画)によって発信されたメッセージに数十年後返事が返ってきます。それにはDNAの塩基配列に関する情報が記されており、この未知のDNAと人間のDNAを結合させるという実験によって、一人の少女シルが誕生しました。危険とみなされて抹殺されようとしたシルは研究所を逃亡し、関わった人間を殺しながら驚異的な速度で成長していき、執拗な政府機関の追跡から逃れながら、種を残すために男性を物色してまわります・・・。


    SETIというのは実際にあるプロジェクトで、現在も継続されています。残念ながらいまだ有力なデータは得られていないそうです(あくまで公式発表ですけど)。この映画の設定も近未来的にはありそうな内容で、途中まではとても面白かったのですが、ラストで息切れしたというか、あっけないような幕切れでした。シルがエイリアンなのに買い物のときにポーチからお金を出したり、カードで支払ったりと結構細かいのが笑えます。でもナターシャ・ヘンストリッジがスーパー・モデル級のナイス・バディを惜しみなく見せてくれるので、男性としては見る価値大です。マイケル・マドセンがキル・ビル2とは別人のようにスマートでナイス・ガイ!それに比べるとフォレスト・ウィテカーは最初に見た頃(ハスラー2)とあまり変わっていないような。。でも最後まで命を張って頑張ってくれます。スパイダーマン2のDr.オクトパスも出ていました。

    【2005/06/12 23:59】 米国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)

    ドッグ・ヴィル
    2003年デンマーク 監督:ラース・フォン・トリアー キャスト:二コール・キッドマン、ローレン・バコール、ジェームズ・カーン、ベン・ギャザラ、ポール・ゼタニー、ジェレミー・デイヴィス


    「奇跡の海」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に続き、この映画もハリウッドの娯楽大作とは一線を画した凝った演出でした。舞台劇のように道に線を引いただけというセットの中だけで撮影され、周りの景色もない狭い空間が閉鎖的な小さな村の住人達の心を象徴しているようでした。177分という長編にもかかわらず、はっきり言って途中までは面白くもなんともない展開で、観るのやめようかとも思ったのですが、中盤ぐらいから否応なしに惹きこまれてしまいました。善人そうな仮面の下に隠された、恐ろしく醜い人間の本性を丸裸にしていくストーリーです。相手が自分よりも立場が弱いと見るや、最初こそそろりと土足を踏み出して相手が譲ってくれたのを確かめると、2歩目3歩目とずけずけと踏み込んでいってエゴをむき出しにしていく畜生じみた本性は、いくら時代が進み文明が進んだところで何も変わらないと嘲笑っているかのようです。衝撃のラスト・シーンに喝采を送った観客は多いはず。なぜなら村人達は隠しておきたい自分自身であり、グレースのとった行動もまた、自分達の本音であるから。監督の「してやったり」という声が聞こえてきそうです。あるいはこれは一つの超大国に向けられたアンチ・テーゼなのでしょうか・・・。



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    【2005/06/12 02:41】 デンマーク映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    ホステージ
    2005年米国 監督:フローラン=エミリオ・シリ キャスト:ブルース・ウィリス、ケヴィン・ポラック、ジョナサン・タッカー、ベン・フォスター、ジミー・ベネット


    「スズメバチ」(2002年仏)のフローラン=エミリオ・シリ監督のハリウッド進出第一作です。人質篭城事件のまっ最中にもう一つの人質事件が起こるという凝ったストーリーで、目の前で救出を待っている人質の安全を犠牲にしても、邸内にある"ある物"の確保と引き換えに家族を人質にとられて葛藤する父親をブルース・ウィリスが渾身の演技で魅せてくれます。


    街で見かけたイカした車を頂戴したいという出来心で丘の上に建つ豪邸に忍び込んだチンピラ3人組が、無音警報の知らせで様子を見に来た警官を射殺してしまったところから、想定外の大事件に発展してしまいます。指揮を執るのは、自分の判断ミスで人質を死なせてしまった過去を持つ元交渉人のジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)。一方この豪邸には巨大犯罪組織のマネーロンダリングの極秘情報を収めたDVDが保管されており、迅速に回収しないと次の取引ができなくなる組織は、ジェフの家族を人質にとり何としてでも回収しろという。邸内の犯人達の目を盗んで携帯でジェフにSOSを求めてきた少年を救ってやりたいと願いつつも、家族のためにはその少年を利用してDVDを回収するしかない。一旦は剥奪されながら、強引に指揮権を奪ったジェフは危険を承知でなりふり構わない作戦を決行していきます・・・。


    三竦みのような状態でそれぞれが騙し合う駆け引きの中で、終始心臓をわしづかみにされているようなジェット・コースターのような展開が面白かったですね。映画はもちろんフィクションですが、銃が手に入りやすい環境ではこのような事件はいつでも起こる可能性があるという現実にぞっとさせられました。完璧なセキュリティ・システムと謳われていたわりには、チンピラたちには簡単に侵入されるし、玄関の扉が頼りないほど薄っぺらだったのはちょっと?でしたね。一番最後のシーンも私には「えっ何で?」と思えました。途中の車の中でウォルターがジェフと密約でもしていたのでしょうか・・・?そうすることで父親としてのけじめをつけたのかもしれませんね。



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    【2005/06/10 20:57】 米国映画 | TRACKBACK(4) | COMMENT(7)

    電車男
    2005年東宝 監督:村上正典 キャスト:山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、大杉漣、佐々木蔵之介、瑛太、木村多江

    キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

    文句なしにおもしろい!!!そして感動しました。今時こんなメルヘンのようなことがあるんですねぇ!!!

    知る人ぞ知る、”2ちゃんねる”というネットの巨大掲示板から生まれた純愛物語です。ありふれた話だといえばそれまでだし、どこまでが真実であるいは虚構なのかはさておき、どうしても悪いイメージが先行しがちな2ちゃんねるを一気に陽のあたるところへ押し出した傑作スレです。昨年秋には本も出版され、50万部以上の大ヒット。漫画化に映画化にドラマ化と日本中で話題になっています。これを観て自分も勇気を出してみようと密かに決意している気弱な青年達もたくさんいるかも・・・?

    彼女いない歴=年齢の秋葉系ヲタクの青年(=電車男)がほんの少しの勇気(と言っても彼にとっては必死であった)を出して電車の中で女性(=エルメス)を酔っ払いから助けたことを2ちゃんねるに書き込んだことから話は始まります。
    「ごめん。よく考えたら大チャンスじゃなかった…_| ̄|○ 」

    せっかくきっかけができそうなのに、電車男にはこの先どうすればいいのかわかりません。そこへエルメスからデートのお礼にと贈り物が届きます。このお礼のお礼にとエルメスを何とか食事に誘いたい。

    「メシドコカ タノム」

    冷やかし半分だった連中も、ここから俄然活気を帯びてきます。お礼の電話をかけようとするだけで、何度もためらい、ため息をつく電車男に2ちゃんねるに集まるありとあらゆる人種が、励まし、叱り、焚きつけ、アイデアを出し、応援のエールを送ります。電車男にとってはデートなんかもちろん生まれて初めてなので、自分の行動を予測して頭の中で反芻しなければ不安で仕方がないし、普段人とあまり話さないから、しゃべるセリフさえも端末に書き込んで何度も復唱します。いざデートに行ってみれば、頭の中で組み立てた予定と少し違うだけでもうしどろもどろになってしゃべることもできなくなり、彼女を置いてネットカフェに駆け込んで仲間に助けを求める始末。しかし何とか彼女にふさわしい男になろうと電車男は涙ぐましい努力をしていきます。大方の場合はにべもなくふられて終わりになるところですが、良家のお嬢様であるエルメスは性格的に古風なところがあり、電車男の内面の優しさをまっすぐに見つめていて、不器用ながらも二人は交際を始めることになるのです。

    目を充血させ、少し猫背でうつむき加減に歩くヲタク青年を山田孝之が熱演しています。Tシャツ姿ではその胸板の厚さがちょっと不自然でしたけど・・・。そしていかにも育ちの良いお嬢様然とした美人のエルメスは中谷美紀で、こちらもイメージにぴったりでした。電車男の部屋にはいろんなヲタクグッズが並べられていましたね。本棚の本のタイトルが読めなかったのは残念・・・。攻殻機動隊の世界観がかのスピルバーグやウォシャウスキー兄弟に影響を与えたというのは有名な話です。その一つはプログラムが意思を持つというものです。電車男が着ていたTシャツの「百式/MSN-00100」というのは、「機動戦士Zガンダム」でクワトロ・ヴァジーナことシャア・アズナブルが搭乗したモビルスーツのことです。エンディング・ロールが終わったあとに数十秒のボーナス・シーンがあったので、ちょっぴり得した気分でした。海外の映画だと、エンドロールの中に日本人の名前を見つけるのが楽しみです。ローマ字並びなので、意外と目に付くんですよね。

    電車男

    2ちゃんねるぷらす Vol.11

    電車男  でも、俺旅立つよ。 1 (1)

    攻殻機動隊 (1)


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    【2005/06/10 01:15】 邦画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(3)

    ネバーランド
    2004年米・英 監督:マーク・フォースター キャスト:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ケイト・ウィンスレット、ジュリー・クリスティ、ダスティン・ホフマン

    世界中で知らない人はいないんじゃないかというぐらい長い間子供達の心をとらえ続けてきたピーター・パンの物語が生まれる基になった実話の映画化です。絵本やアニメ、映画に舞台など様々な形で語り継がれてきた名作にこんな感動的な誕生秘話があったなんて驚きです。役になりきるのが身上のジョニー・デップが、スコットランド訛りのアクセントを習得して気品と優しさにあふれた英国紳士を熱演しています。ケイト・ウィンスレットが「タイタニック」のお嬢様役から一転して、4人の少年の母であり、未亡人という役で出ています。さすがにすっかり大人の女性になってました。

    子供のように夢見る心を持ち続ける劇作家J・M・バリが、豊かな想像力を内に秘めながらも、父の死によってすっかり心を閉ざしてしまい、周りに対して冷めた態度しかとれなくなってしまった少年ピーターと出会い、その家族達とふれあう中で、永遠に年をとらない少年ピーターとネバーランドの物語を生み出します。早く大人になることで父の死の悲しみを乗り越えようとするピーターに、想像力を自由に解放することの楽しさと人生で二度とない子供時代の素晴らしさを教えるバリの惜しみない愛情はついにピーターの心を溶かし、ピーター・パンの物語はロンドン中の子供たちだけでなく大人たちもとりこにし、世界中に拡がっていったのです。100年も前にこんなファンタスティックな物語があったのですね。その頃では娯楽も限られていたでしょうし、みんなが夢中になったのはわかる気がします。バリが初回公演で、招待した子供たちをひとかたまりにせずに大人たちの間に座らせていって、子供たちの反応を直ぐ側の大人たちにも伝染させるという
    のは見事なアイデアだと思います。この映画自体も素晴らしい演出でしたが、特に病気で寝ていたシルヴィアのために彼女の家でピーター・パンを実演してあげたシーンが感動的でした。永遠に少年でいられたらなんて、きっと大人たちでも誰もがふと思うことかもしれませんね。



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    【2005/06/09 02:05】 米国映画 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)

    サッカー・ワールド・カップ
    日本代表が気持ち良く決めてくれました。世界で一番乗りだそうです。帰宅するとすでに前半が始まっていて、実況と解説の声がやけに沈んでいたので先行されているのかと不安になったのですが、0-0でした。あと勝ち点1を獲ればグループ2位以内が確定するのですが、もし負けてしまうとややこしいことになります。ボールの支配率は日本の方が上回っているようですが、北朝鮮のキーパーも反応が良くてなかなかゴールが決まりませんでした。そしてついに後半28分、稲本があげたボールを大黒がゴール前で相手DFと競り合い、こぼれたボールに柳沢がスライディングで押し込んで待望の先制点が入りました。いや?っ、日本中がその瞬間歓喜したでしょうねぇ!柳沢には代表では外してばかりいるという印象しかなかったので、喜びと同時に驚きました。今日の試合も前回のバーレーン戦も以前より動きがシャープになったなぁと思っていましたが、やっといい仕事やってくれましたねぇ!その後44分に大黒がだめ押しの1点を挙げ、日本は自力でドイツ・ワールド・カップの出場権獲得です。Jリーグが始まった頃には夢だと思われたことを堂々と自力で実現するなんて、ほんと強くなりましたねぇ。

    ウィンドトーカーズ
    2003年米国 監督:ジョン・ウー キャスト:ニコラス・ケイジ、クリスチャン・スレーター、アダム・ビーチ、ロジャー・ウィリー


    1944年6月の米軍のサイパン上陸作戦が舞台です。近代戦争において無線通信は必要不可欠で、便利であると同時に受信機さえあれば傍受が可能なので、より複雑な暗号の開発とその解読というもう一つの戦争があります。1942年のミッドウェー海戦での日本軍の惨敗は、そのとき使われていた「海軍暗号書D(海軍D暗号)」が撃沈された潜水艦から漏れた乱数表などから米軍にすでに解読されており、作戦が筒抜けになっていたためでした。暗号機の登場によって簡単になったとはいえ、従来の暗号では暗号化・複合化に手間隙がかかり、コードブックを奪われる危険もあるので、1942年米軍はアメリカ先住民のナバホ族の言語を基にした暗号を開発しました。ナバホ語が選ばれた理由は、人口5万人程度と比較的人材が多く、発音が難しく文字を持たない種族で、外部の人間で理解できるものがほとんど皆無だったからです。終戦までに延べ400人以上のナバホ族のコード・トーカー(暗号通信兵)が投入され、解読されることのなかったその暗号は米軍の勝利に多大な貢献をしたのですが、その後に続く戦争でこの暗号を使用するためにも長い間その存在が公表されることはなく、第一期コード・トーカーズの29名がジョージ・W・ブッシュ大統領から名誉勲章を授与されたのは2001年のことでした。


    ジョン・ウー監督はこのナバホ族のコード・トーカーズの功績に感銘を受け、彼らの活躍を物語の中心にすえて、男達の友情、人としての誇り、それらと忠誠心との間で揺れ動く心の葛藤、戦争の地獄のような悲惨さをテーマにこの映画を作り上げたのです。より迫力ある映像を撮る為に、カメラマンやアシスタントにも兵隊の扮装をさせて配置したそうです。上陸作戦では本隊に先行して攻め込んでいく偵察隊の任務が重要かつ非常に危険なもので、日が変わるごとに何十という墓が立てられている様子は寒気がするほどです。コード・トーカーの任務は最前線に位置して敵(この場合は日本軍)の状況を暗号通信し、後方に位置する砲撃手や海上の艦隊に正確な砲撃座標等の情報を知らせることで、護衛役の兵士はコード・トーカーの安全を身を挺して守ると共に、万一彼らが敵の手に落ちるようなことがあれば殺害してでも暗号の漏洩を防ぐのが至上命令です。当時はまだインディアンに対する迫害や差別が根強く残っており、あからさまに軽蔑や侮辱を向ける兵士も少なくなかったのですが、戦場で行動を共にするうちに彼らが人に優しく、誇り高く、またユーモアのセンスも持ち合わせた種族であることが理解され、対等の仲間として受け入れられていく様子が映画の中で見事に描かれています。


    過去の戦闘で自分のせいで多くの部下を死なせてしまったことに苦悩するジョー・エンダーズ伍長(ニコラス・ケージ)にコード・トーカーのヤージー(アダム・ビーチ)は言います。
    「話をするといい。その者の話をして称えることで、その者の魂は救われます。」
    とても心に残るいい言葉で、生きているエンダーズの魂も救ったかのようでした。


    結局制空・制海権を掌握し、圧倒的な火力を持つ米軍7万人に対して4万人の日本軍は全滅してしまいます。増援部隊のほとんどはサイパンにいたるまでに米軍潜水艦によって撃沈されてしまったそうです。インディアンというのは元は先住民族に対する蔑視語だったのですが、今ではネイティブ・アメリカンという言葉よりも一般的な総称として普通に彼らにも受け入れられています。エスキモーやアリュート(アリューシャン列島先住民)は移ってきた年代が違うので含みません。その昔ベーリング海が陸続きだった頃にアジア大陸から移動して行ったそうです。縄文時代の日本人はかなり活動的な冒険家で、狩猟していただけでなく、船を使って海上をあちこち移動していたそうで、北米大陸で縄文土器に良く似た紋様の土器が発見されたこともあります。ポリネシアの方から舟でやってきた人々が伝えた航海術でひょっとしたら魚を捕りながら太平洋を横断したなんてこともあるかもしれませんね。インディアンにも様々な種族がありますから・・・。北米大陸に一千万人ほどいたインディアンたちはその95%以上がヨーロッパから渡ってきた連中の手によって直接間接に死んでしまったそうです。これはナチスによって虐殺されたユダヤ人の数を上回っています。もしコロンブスやヴェスプッチによってアメリカ大陸が発見されていなかったら、インディアンの独自の文化が栄え、インカ帝国は隆盛を極めていたのでしょうか・・・。



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    【2005/06/08 04:09】 米国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    原作「亡国のイージス」
    「終戦のローレライ」と同じ福井晴敏さんの力作です。あまりに面白くて途中で本を閉じることがなかなかできず、土曜の夜の11時半ごろから読み始めて、朝の9時過ぎに空腹とトイレが我慢できなくなるまでぶっ通しで読み続けて、その後も日曜日を一日つぶして読み続けてしまいました。途切れのないアクション、息もつかせぬ展開で、よく練られたストーリーにこちらの予想を裏切られるのはとても心地よいものでした。ちなみに「亡国のイージス」というのは、いざ実戦になればおよそ役に立ちそうもない形ばかりの今の国防のありようを表現した言葉です。原作を読むまでは別の意味に捉えていました。国家機密、陰謀、謀略、北朝鮮問題、特殊工作員、極秘作戦等々、冒険小説に必要な要素がてんこ盛りで、生粋の自衛官の気概や冷酷非常な反逆者の異常な精神構造、任務と友情の狭間でゆれる工作員の苦悩などの心理描写も素晴らしいもので、今までに読んだ中ではクライブ・カッスラーやジャック・ヒギンズにも匹敵するほどすごい作家だと思います。こうなると映画に対する期待も高まるばかりですが、原作がここまで良くできていれば映画化がどこまでできるだろうとちょっと不安にもなります。原作にほれ込んだ防衛庁が海上自衛隊と航空自衛隊による全面協力を許可したそうで、キャストの方も一流の俳優達がそろっていますが、物語の中心になる如月行役の新人がどこまで活躍してくれるか非常に楽しみです。


    亡国のイージス 上  講談社文庫 ふ 59-2


    亡国のイージス 下  講談社文庫 ふ 59-3


    水平線の光の中、また逢えたら―another『亡国のイージス』ジョンヒ~静かなる姫~
    ジョンヒのファンにお薦め!



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    【2005/06/07 00:18】 邦画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

    シルミド
    2003年韓国 監督:カン・ウソク キャスト:ソル・ギョング、チェ・ジェヒョン、アン・ソンギ、ホ・ジュノ


    1971年に実際に起きた事件で、その衝撃的な内容から30年以上に渡って政府によって歴史の闇の中に隠蔽されてきた実尾島(シルミド)事件を、様々な妨害や脅迫を受けながらカン・ウソク監督がついに映画化したもので、公開2ヶ月で1000万人以上の観客を動員し、韓国では3人に一人以上が観たと言われています。


    1968年1月に起きた北朝鮮特殊部隊による韓国大統領府襲撃未遂事件への報復として、同年4月韓国政府は仁川沖にある実尾島に死刑囚31人を極秘に集めて金日成暗殺部隊(年月から684部隊と名付けられる)を結成します。過酷を極めた訓練に脱落者が続出しますが、最初こそ喧嘩に明け暮れていた隊員達の結束は次第に強固なものになり、1年が過ぎる頃には優秀な特殊工作部隊になっていました。暗殺が成功すれば地位と身分と高額な報酬が与えられるという約束を信じて、待ちに待った作戦決行に鬨の声を上げるのですが、政府の対北政策の転換で急遽取りやめになり、南北融和の邪魔になると考えた政府は684部隊全員の暗殺を命令します。しかし3年に渡って鍛え上げられ団結した684部隊は暗殺実行部隊を制圧し、バスをジャックして自分達の抹殺を決定した真意を問うために政府に迫ります。結局政府軍の物量の前にはなすすべもなく、乗客たちを降ろして684部隊は自決します。そこにはシルミドに連れて行かれた頃の惨めさはなく、人としての誇りを取り戻し、友情を知った者たちの安らかな顔がありました。


    「ユリョン」という映画でも、死刑囚達を工作員として潜水艦に乗せ、日本に核弾頭を打ち込むというような内容だったと思います。実際に死刑囚をつかってそのような作戦が北や南で行われてきたのかもしれません。使い捨ての兵器みたいに簡単に捨ててしまうという発想は狂っているとしか思えませんが、南北緊張の中では容認されてきたのでしょうか。北のやっていることはそれ以上に信じられないことが多いし、いったいどうなってしまったんだという思いですが、知らぬは日本人ばかりなのかもしれませんね。隊員たちが歌っていた歌のメロディーの一つは「蛍の光」でしたね。原曲はスコットランド民謡の「Auld Lang Syne」(Old Long Since=昔むかし)で、有名な詩人のロバート・バーンズによってつけられた詩は今とは全く異なるものでした。日本に紹介されたこの曲は稲垣千頴(いながき ちかい)によって今の詩がつけられたのです。日本の軍国主義時代にこの曲は朝鮮半島や中国・台湾にも紹介され、またもや全く別の詩がつけられました。朝鮮半島では日本の侵略に対する抵抗運動において「わが大韓万歳!」という愛国歌として歌われ、いまでも映画の中で日韓の過
    去を象徴するようなシーンで使われているそうです。




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    【2005/06/06 00:58】 韓国映画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)

    ニライカナイからの手紙
    2005年日本 監督:熊澤尚人 キャスト:蒼井優、南果歩、平良進、金井勇太


    空と海がすごくきれいな沖縄の竹富島を舞台に、6歳のときに母と離れ離れになってしまった風希という女の子の成長の物語です。ニライカナイというのは沖縄の伝説で海の向こうにあるという神々の住んでいる桃源郷のことです。娘の母を慕う気持ち、母の娘を思いやる愛情の深さに心温まり、泣かせる映画でした。蒼井優ちゃんの風希になりきった演技がとっても良かったです。


    6歳の時に、大好きなお母さん(南果歩)が病気のために遠くで療養することになり、風希は悲しみにくれます。それからは毎年自分の誕生日に送られてくる母からの手紙をガジュマルの木の下で読むのが楽しみになるのですが、何年経っても母は帰ってきません。父の形見のカメラで写真を撮るのが好きだった風希はいつしかカメラマンになることを夢見るようになり、「自分の好きなことを精一杯やりなさい」という母の言葉を胸に祖父の反対を押し切って東京に出て、レイナ姉に紹介してもらった写真家のアシスタントになります。のんびりとゆったりと時間の流れていた竹富島とはうってかわったあわただしい毎日に挫けそうになるのですが、東京のどこかにいる母のことを想って必死に頑張ります。


    「来年はもう二十歳。…覚えていますか、14歳の誕生日のとき、全部説明するって書いたこと…来年二十歳の誕生日に東京の井の頭公園の橋の上まで来て下さい」二十歳になったらオカアに会える。そのことを励みに、胸を張って母に会えるよう自分にしか撮れない写真を撮り始めます。そして一年後、待ち合わせの場所に胸をふくらませて出かけた風希は驚くべき事実を知ることになります・・・。何故二十歳まで待たなければならなかったのか? その意味を理解したとき、風希は何よりも娘のことを慈しむ母の深い愛情を知り、周りのものを思いやる優しさを身につけていました。


    東京でのシーンとは全く対照的な、竹富島の清々しい光景がすごく綺麗で、特に朝家の前の白い道を掃いているシーンが心が洗われる気持ちになります。そしてその中に溶け込んでいる蒼井優ちゃんがすごくかわいらしかったですね。母と子の絆はこんなにも強いものなのかと、ちょっぴりうらやましくなりました。


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    【2005/06/04 00:42】 邦画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4)

    1リットルの涙
    2004年日本 監督:岡村力 キャスト:大西麻恵、かとうかずこ、鳥居かほり、芦川よしみ、浜田光夫


    1988年に脊髄小脳変性症という難病のために25歳という若さで亡くなった木藤亜也さんの闘病の物語で、涙なくしては観られませんでした。脊髄小脳変性症というのは、運動能力を司る細胞が数年から十数年の間に徐々に消滅していき、悪くなることはあっても決してよくなることのない病気です。14歳で発症してから21歳まで亜也さんが書き続けた日記「1リットルの涙」と母の潮香さんが綴った「いのちのハードル」を元に映画化されました。


    悲しさ、悔しさや絶望に押しつぶされそうになりながら、それでも前向きに明るく力強く生きた亜也さんの生き様は、命の尊さ、生きていることの素晴らしさを強烈に訴えかけてきます。最初は少しふらつく程度だったのが、次第にゆっくりとしか歩けないようになり、階段の上り下りにも支障をきたすようになって、学校側から養護学校への転向を勧められた時、亜也さんは号泣します。


    「わたしは東高を去ります。そして、身障者という重い荷物をひとりで背負って生きてゆきます。なあんてかっこいいことが言えるようになるには、少なくとも1リットルの涙が必要だったし、これからももっといると思います。耐えておくれ、わたしの涙腺よ!」


    運命を受け入れ、必死に耐えようとするこの決意表明は胸をうちます。病気の進行を抑えるために毎日厳しいリハビリを積んでも、確実に手足の麻痺は進行していき、普通なら最も輝いているはずの時期に入退院の生活を強いられるつらさはどれほどのものであったのでしょう。舌さえも徐々に回らなくなってきた21歳のある日、亜也さんは思うように動かせない手で必死に書いてきた日記をお母さんに託します。「まだ、生きたい」そして「ありがとう、お母さん」。


    亜也さんはそれから4年を生き抜き、25歳10ヶ月という短い生涯を閉じました。絶望と戦いながらこんなにも一生懸命に生きようとした亜也さんと亜也さんを支えた周りの人たちの愛情に感動します。今の世の中苦労もあるし挫折もするけれど、それでも自分が生きていること、身の周りの人たちが生きていることがどれほど素晴らしいことなのかをあらためて考え直させられました。


    主演の大西麻恵さんの熱演が光ります。亜也さんの主治医だった山本先生や他の障害者の方達に詳細に話を聞いて、徐々に手足の自由を奪われていく病状や心の葛藤を実にリアルに丁寧に演じられています。舞台の豊橋市で撮影が行われていた時期は私が豊橋の近くに住んでいた時期と重なるので、遠くからでも現場を見たかったなぁとちょっと惜しい気持ちです。田んぼの向こうに見える街並みの中でひときわ高く聳え立っている白いビルは日航ホテルで、その直ぐ側にあるAMC豊橋というシネコンで昨年の10月に先行上映されたそうです。遠くの山並みとか河岸とかも見覚えがあるものでなつかしい風景でした。


    1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記
    幻冬舎
    木藤 亜也(著)
    発送:通常24時間以内に発送
    おすすめ度:おすすめ度:5
    おすすめ度:5この本が生きる意味
    おすすめ度:5読んでみてください。
    おすすめ度:5すごくいいですょっ。
    おすすめ度:5すごい本。読んだ人間の何かが変わるはず。
    おすすめ度:5読んでください




    いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記
    幻冬舎
    木藤 潮香(著)
    発送:通常4?6週間以内に発送
    おすすめ度:おすすめ度:5
    おすすめ度:5母の涙







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    【2005/06/02 03:02】 邦画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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