「in the cut」:割れ目、秘密の部分、安全な隠れ場所。「ブロッコリー」:陰毛、マリファナ。「スラングは性的か暴力的。でもユーモアがある。」教師でありながら生徒相手にHなスラングを連発して喜び、家の近くで起きた殺人事件の聞き込みに来た刑事に欲情してしまうという生々しい女の性をメグ・ライアンが熱演しています。そして意外と大きな胸を惜しげもなく何度も披露してくれています。今まで演じてきた可愛い女性とガラッと変わったイメージが違和感ありましたけど、メグ・ライアンは自ら熱望して主演を獲得したそうです。最後で明らかになる犯人は意外な人物でした。出てくる男性誰もが怪しく見えるようにうまく演出してあります。ケビン・ベーコンがまた癖のある役どころで出ているので、途中で疑ってしまいましたけど・・・。ジェニファー・ジェーソン・リーを見るのはブリジット・フォンダの「ルームメイト」以来ですが、すっかりおばさんになってました。メグ・ライアンの義妹の役です。小道具やセリフの中に日本のものがいくつも使われていました。風鈴とか日本の詩とか「豆腐」という言葉とか。監督の好みなのかもしれません。